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ウスビ・サコ、清水貴夫(編著)『現代アフリカ文化の今』(今さらですが)


もう2年も前になりますが、ウスビ・サコさんと一緒に編集しました。

有難いことに、アマゾンでは、「読み物として、面白いかどうかは別として、現代アフリカのカルチャーシーンを各種の専門家が分業して

執筆、カラー写真も使われていて、理解を深めるのに真面目ないい本です。」という評価もいただいています。

そもそも、この本を書くきっかけになったのは、アフリカ研究において、どうしてもアフリカの未開性(たとえば、文化人類学しかり、国際開発しかり)に着目した領域が幅を利かせ、私たちが「私たち」を見るまなざしとは異なっていたことは否めない事実でしょう。では、「私たち」を見るまなざしとはなにか。それが、私たちが普段接しているアートであり、マンガであり、音楽であり、というものを見つめる視線だとすると、そういうのってアフリカでどうなってるの?と言うのが、それぞれの筆者にこの本に書いてもらおうと思った内容です。

評にあるように、「面白いかどうかは別として」(できるだけ面白く読めるように編集したつもりではありますが…)、これからアフリカ研究をするなら、こんな領域がありますよ、ということをお見せしたかったのと、一般向けに、アフリカって、「未開」というまなざしを抜いてもこれだけ見るものが多いのですよ、ということを示したかったのもあります。

その後、2年が経ちましたが、コロナで特に新規開拓の事業はほぼ止まってしまっていて、特にこの分野が進展したわけではありません。どれくらいの方に見ていただけるかわかりませんが、改めてお手に取っていただけるとよいと思っています。


書評していただきました。 Pen https://www.pen-online.jp/news/culture/0801_book_african_culture/1 (202008)

​読書人Web https://dokushojin.com/review_list.html?page=3

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