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『講座サニテーション学5 サニテーションのしくみと共創』出版


『講座サニテーション学5 サニテーションのしくみと共創』が2022年5月に出版されました。

この本は、総合地球環境学研究所「サニテーションをめぐる価値連鎖の提案」プロジェクト(山内太郎PL)の成果物として、アフリカ、アジアのサニテーション(主にトイレ)の改善のための取り組みを、フィールドの視点から綴った本です。

約5年間の研究成果で、「サニテーション学科」2年生の専門基礎知識を想定して書かれました。なかなかの難産でしたが、まずまずの自信作です。まず、アフリカでトイレ、というのが最近の私の流行りで、「食べたら出るでしょ?」と言いながら、食文化の事例と一緒に語ると、多くの学生が「そーだよな」という顔をしてくれます。

また、フィールドワーカーが前面にでてくるので(自分が書いたところだけだと強調しておきますが)フィールドワークの教科書(失敗例として捉えていただいてもよいかと)としても使えるのではないかと思っています。

ちょっと高い本ですので、どうか図書館などに頼んで買ってもらってください。

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